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猫日記

ほら、だから猫に文章を描かせるとこうなるんだ

近況報告

カエルといういきものは冬眠からさめたらその栄養状態の良くない体をもって死にもの狂いで子孫を残すそうです。ところで、梅や桜は冬を越したらいっせいに花を咲かせてあとから葉をだすわけですが、これも死にもの狂いで花を咲かせているものだからあんなに…

The Matrix

いわずもがな1999年アカデミー賞で視覚効果賞・編集賞・音響賞・音響編集賞を受賞した作品。この期におよんでTSUTAYAに足を運んだのは、自己紹介で「学生のころは哲学をかじっていて認識論について考えていて…」というと毎回「それはマトリックスみたいな話…

2017の抱負

今年は「エモい」とか言ってみたい。 去年は私の抑圧されたエモーションを揺り動かす奴らとたまにエンカウントする1年だった。 だから今年はエモい1年にしたい。 あんまり何も考えない。

ノーモアヒロシマ

ほんらい修学旅行で行くべきヒロシマの惨憺たる世界遺産に、5月末初めて足を運んだ。それから間があいてしまったが、簡単なレポートをしようと思う。 私は旅行目的というより純粋に「ヒロシマ」に行きたいとかねてより思っていた。その願いは大人になった今…

吉祥寺と三鷹の回想録

最近、吉祥寺と三鷹のキャラが被ってきているようである。 吉祥寺が住みやすい街かどうかは知らないが、たまに行く分には悪くない。それに「吉祥寺に住んでいる」と言うほうが、「錦糸町に住んでいる」よりは印象の良い気がする。 * 私は吉祥寺と三鷹のどちらに…

シュレディンガーの消毒薬

4月22日(金)の夜から23日(土) 腹部全体(腹筋含む)の腹痛、激しい頭痛と若干の吐き気。物を食べても消化不良のまま下してしまう為食事を経口補水液に切替え。自覚症状に気づかぬうち姪に会ってしまったのが気にかかる。 4月24日(日) 38℃程度の発熱あ…

読書感想文が書けないという苦悩

特に小説はいけない。 文章のつぎつぎ織りなす情景に呑まれてしまって、読み終わった後しばらく何もできないままぼんやりする。 ともすれば、帰ってきた浦島太郎のようにうっかり玉手箱を開けてしまって タチマチ シラガノ オバアサン になっているかもしれ…

「正統の男性散文体」にかんする諸考察

有り難いことにid:cj3029412様よりお返事をいただき心底感動しておりました。このエントリはその返礼と言うには自分語りに終始してしまうことをお許しください。しかし、あーうー、思いを伝えたく。まずは、お礼だけでも述べさせてください。 誠に…ありがと…

桜の木の下には/ポテトサラダ

昨日の上野は桜の見頃だった。不忍池に映る夜景も揺れぬほど風がなく薄着でも寒さを感じなかった。夜桜の下は相変わらず奇妙な光景が繰り広げられている。酒で顔を真っ赤にした若者が「皆様と心中させていただきます!何卒…!」などと恐ろしい単語を並べて自…

ロゴスエモアワード2015 推薦記事

お題「ロゴスエモアワード2015」 だーまさんより言及いただき知りました。 趣旨としては「多くの人に見てもらいたい(が、拡散されているわけではない)心に残る記事(2015年発表のもの)を推薦して、最終目標として主催者の方の心を動かす」という感じだと…

アジア人の顔について ※画像多め

概要:よく街で黄色人種に英語で道を聞かれる、という私の与太話 彼らの出自を知るきっかけは「文字」 私に道を聞いて来るasianは、顔立ちだけではどこの出身なのか判別が難しい。実のところ「日本人…じゃないの?!」程度である。彼らの指す、GoogleMAPに印…

現代猫語訳 般ニャ心経 その4 [玄奘三蔵訳]

前回までのお話 第一回 現代猫語訳 般ニャ心経(原本:玄奘三蔵訳) 前經読下し〜空即是色まで猫目線で解読。 第二回 現代猫語訳 般ニャ心経 その2(原本:玄奘三蔵訳) 般若湯酔いによりヒップホップ調で解読。 第三回 現代猫語訳 般ニャ心経 その3 第一…

現代猫語訳 般ニャ心経 その3 [玄奘三蔵訳]

前回までのお話 猫とニンゲンが『般ニャ心經』を読解中with a cup of hot-milk & boiled Han-nyah (w) 第一回 現代猫語訳 般ニャ心経(原本:玄奘三蔵訳) 前經の読み下し〜空即是色までを猫目線で解読。 第二回 現代猫語訳 般ニャ心経 その2(原本:玄奘三…

現代猫語訳 般ニャ心経 その2 [玄奘三蔵訳]

『般若心経(玄奘三蔵訳)』のお下劣な解読です。

初めての直腸指診

2度連続で下血し、3度目の正直を期待したがやはり下血したため、万が一の可能性を鑑みて総合病院の胃腸外科を受診した。 確認した限り鮮血だったので一応想定してはいたものの、男性医師の口から改めて「直腸指診」が必要と告げられると、若干へこむ。なお…

現代猫語訳 般ニャ心経 [玄奘三蔵訳]

玄奘三蔵版・新訳『般ニャ心経(前經入)』 先日、うちの末端冷え性の二足歩行の棒が西のほうにいってきたそうで、なんでも、人間界にはハンニャシンキョウというありがたいものがあって調達してきたというので、早速読んでみたいと思います。 ム…ニャンだこ…

京都小旅行の記録 追記2 祇園さんの風景

この通りを抜けると鴨川に出る。 夜の東京に例えれば皇居を囲むお堀の前の風景に似ている。街並は整っていて神楽坂のような趣である。飲食店街を抜けると途端に銀座の裏手に来たような気分になる。レジャーホテル街はさながら渋谷にも歌舞伎町である。寒さの…

京都小旅行の記録 追記1

銀閣の風景

京都小旅行の記録 3日目 京大

京都大学 Киото университеті 受験産業的に東京大学と比較されやすそうな京都大学ですが、中央に対する反体制っぷりが私を惹きつけてやみません。 私は東京にいながら京都学派にのめり込み、かなり挑発的な卒業論文をしたためたわけですが、都内にありながら…

京都小旅行の記録 2.5日目

龍安寺のみどころ 龍安寺は石庭がとても有名ですが、冬に行くと桜も紅葉も散ったあとなので禅に向き合うしかありません。 枯山水 水を用いず石と砂で山水の風景を表現する庭園様式のこと*1 ここの枯山水は日本を代表するものです。石は15あるそうです。座っ…

京都小旅行の記録 2日目

上賀茂神社 朝早めに起きて上賀茂神社に出向きます。今年の初詣です。盆地ならではの冷たい風が常に吹いていて、東京とはまた違った寒さを感じます。 桜が咲いたらどんなに綺麗だろう、と憶測するしかないのですが、冬で植物たちの色味が少ない分建物や人々…

京都小旅行の記録 1日目

言い訳なんかしてさ 折角東京の大学に入学したのに、そこで出会った友人のほとんどが北陸以南の出身なのは、My七不思議のひとつです。京都、大阪、奈良、島根、長崎、大分、熊本。愛知、石川、 私には数えるほどの友人がおりませんので、長らくフォッサマグ…

寝覚めの悪い初夢

夢。 影をなくしてしまった。どこに忘れてきただろう、さっき乗ってきた新幹線かもしれない。背中に妙な汗をかきながら、駅内の遺失物係を探す。今もなお私の影は輸送され続けていて、終点から送り返してもらうしかない。 担当の駅員がてきぱきと、遺失物届…

純粋ハゲ批判 (Kritik der reinen Kahlheit)

オバQの毛から「ハゲのパラドックス」を吟味する。数学によるファジー集合の概念、論理学を用いる。 また「ハゲとは何か」「ハゲに対する方法論」などを思想史から探る。

直観と身体と引力

「落下する」という表現について

『かぐや姫の物語』について(2)個人的な感想

「クソ女の興ざめな解釈」であり、至って普通のことしか語らぬ話

『かぐや姫の物語』について(1)罪と罰の側面から

#愛が世界を救えない #鈴木敏夫Pがリヴィエールのようだ #クララのいないハイジ #序破急

好きなサウンドトラック

「好きなサントラ」:リリイ・シュシュのすべて/ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ/銀河鉄道の夜/紅の豚/風立ちぬ/さくらん/エヴァンゲリヲン新劇場版/脳と心/魔法の妖精ペルシャ/#秋元康 #細野晴臣 #久石譲 #加藤登紀子 #荒井由実 #椎名林檎

校正と修正について

修正と校正のいたちごっこ体験談

ブラックホール、星を呑む

“ASASSN-14li”「実際の潮汐破壊の過程」の再現 地球から約2億9000万光年彼方の(ここ10年で地球に最も近い)PGC043234銀河で、通りすがりの星が、近くのブラックホールに実際に呑み込まれるところを、下記3観測衛星がとらえた。この事件は“ASASSN-14li”と名…

時間について(3)時計と観測者

だが物理学的時間は不可逆性を持つ 前回、時刻と時刻の間が「時間」で、それは前後対称的な単位だと述べましたが、誤解を生みそうな表現なので、補足をしたいと思います。 前後対称的なのは、計測した量(1秒とか1分とか)の均質性です。 「観測者が時計を…

時間について(2)時計と時間

観測=覗き、と言い切るのはいささか乱暴でした。観測というのは、良くも悪くも、人類の文明に大きな功績を残してきたように思います。 時計と時間 私たちの多くは時計を持っていて、時間を気にかけて生活しているように思います。 時計は人間の生み出した「…

時間について(1)時計と覗き

時計の発明に対する仮説:「観測という名の覗きの追求のため」「覗きは人間のロマン」 #ガリレオ#フック#ホイヘンス

リガク畑でつかまえて その3ー「エントロピー増大則」はどこまで適用できるか

生命への「動的平衡」概念の適用について

リガク畑でつかまえて その2

前回の反省:「理学」の定義でつまづく →“Wikipediaの「日本語版」と「英語版」を照らし合わせてアタリをつけた”*1 とはいえ、本来の目的は下記の通り「このままだとHPがもたないので、にっくき形而上学(metaphysics)から遁走するため、“meta-”を捨てて“Phys…

リガク畑でつかまえて

理学の定義が難しすぎる 形而上学的なテーマを扱うとメンタルがヘラるので、理学系のテーマを扱ってみたいと思い「では理学はどういった範囲をカバーするのか」を調べてみることにしました。せめて文献をあたるべきだったのでしょうがとっても手軽なのでGoog…

救急外来

自殺未遂後、結局ぶっ倒れて夜間救急にかつぎこまれた話

メモ/青少年における殺人とその環境

感情の希薄な時期、自分がどのように環境に対応したか/殺人犯の供述に感じたこと

メモ/存在と時給

いくつか「書かねばならない」と思っているテーマがあります。しかし現状、日本人のノーベル賞受賞、とくにニュートリノ振動の解釈についても諸問題を抱えておりまして、頭の整理がつかないでおります。 諸テーマはだいたい以下です。 ○時間について ・物理…

下世話な話

トイレ我慢vs食欲我慢

ガンカンジャーアイデンティティ

小さな腫瘍(良性)の経過観察と性質について

「意味はどこからくるのか」その3

個別感覚の総合≠対象を「感覚する」経験 前提1:「感覚する」→「感覚を経験する」と換言 前提2:「個別感覚」は、視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚など知覚一般を指す 仮説:個別感覚は、単に集約されただけでは各々の感覚がそれぞれ伝達されているに過ぎない…

「意味はどこからくるのか」その2

「他」の了解の起点に知覚直観を据えたら失敗したので、一旦「私」が世界とか社会の中にいる前提で、知覚直観以外に「他」の了解起点になりそうなものを探してみようと思います。 「私」の定義 目標:話がややこしくなる前に、「私」の定義をできるだけクリ…

他者云々ー「意味」はどこから来るのか

「他者」了解の起点にアプローチする方法の見直し フッサールの他我論の難点は、「知覚直観」を「他」の了解の起点に据えたこと。 それなら、内省から見出せる「情動的所与」へアプローチしたほうが、本質に近づけるのか? 観念論哲学において経験成立を担う…

殺人の質について

過程と結果に関して

気分の記録

たぶん「影」の影響

メルロ=ポンティ:両義性

二元論はやっぱり解決されていませんでした 文献をあさっていたら、今更気づいたことがあったので追記します。 フッサール先生にとっての「客観性」や「世界」は、正常に機能する主体によってだけ構成されるものだった。彼にとって、精神病理的な経験は健常…

超越論的還元とかのざっくりした定義

想像してごらん 美味しい寿司が目の前にあって、それに触れる(食べる)ことができる。 私は寿司の実在性を疑わない(疑いたくないし)。しかもその感覚は寿司の実在性を証明できない。それなのに、私たちは受動的(であるかのよう)に、「そこに寿司がある…

他者云々 前提その3

現象学(戦略) おさらい 「主観VS客観」戦:認識の完全性の問題ではない。「主観と客観の一致」を求めるほど、極端な決定論に陥る。かといって「個々の主観のみが存在してる」ことにすれば、世界の秩序や共通感覚の説明ができない。という困った話。 ↓ フッ…

他者云々 前提その2

カント先生の話 問「人間は何を知り得るか?」 カント「人間の認識は制限されたもの→物の本質を掴む能力はない」 「主観/客観」の枠組みで考えるとしたら、「物自体」と「現象(人間側の認識/経験)」を切り分けて考えるべき。少なくとも認識の成立と対象…