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猫日記

ほら、だから猫に文章を描かせるとこうなるんだ

時間について(3)時計と観測者

だが物理学的時間は不可逆性を持つ 前回、時刻と時刻の間が「時間」で、それは前後対称的な単位だと述べましたが、誤解を生みそうな表現なので、補足をしたいと思います。 前後対称的なのは、計測した量(1秒とか1分とか)の均質性です。 「観測者が時計を…

時間について(2)時計と時間

観測=覗き、と言い切るのはいささか乱暴でした。観測というのは、良くも悪くも、人類の文明に大きな功績を残してきたように思います。 時計と時間 私たちの多くは時計を持っていて、時間を気にかけて生活しているように思います。 時計は人間の生み出した「…

時間について(1)時計と覗き

時計の発明に対する仮説:「観測という名の覗きの追求のため」「覗きは人間のロマン」 #ガリレオ#フック#ホイヘンス

「意味はどこからくるのか」その3

個別感覚の総合≠対象を「感覚する」経験 前提1:「感覚する」→「感覚を経験する」と換言 前提2:「個別感覚」は、視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚など知覚一般を指す 仮説:個別感覚は、単に集約されただけでは各々の感覚がそれぞれ伝達されているに過ぎない…

「意味はどこからくるのか」その2

「他」の了解の起点に知覚直観を据えたら失敗したので、一旦「私」が世界とか社会の中にいる前提で、知覚直観以外に「他」の了解起点になりそうなものを探してみようと思います。 「私」の定義 目標:話がややこしくなる前に、「私」の定義をできるだけクリ…

他者云々ー「意味」はどこから来るのか

「他者」了解の起点にアプローチする方法の見直し フッサールの他我論の難点は、「知覚直観」を「他」の了解の起点に据えたこと。 それなら、内省から見出せる「情動的所与」へアプローチしたほうが、本質に近づけるのか? 観念論哲学において経験成立を担う…

メルロ=ポンティ:両義性

二元論はやっぱり解決されていませんでした 文献をあさっていたら、今更気づいたことがあったので追記します。 フッサール先生にとっての「客観性」や「世界」は、正常に機能する主体によってだけ構成されるものだった。彼にとって、精神病理的な経験は健常…

超越論的還元とかのざっくりした定義

想像してごらん 美味しい寿司が目の前にあって、それに触れる(食べる)ことができる。 私は寿司の実在性を疑わない(疑いたくないし)。しかもその感覚は寿司の実在性を証明できない。それなのに、私たちは受動的(であるかのよう)に、「そこに寿司がある…

他者云々 前提その3

現象学(戦略) おさらい 「主観VS客観」戦:認識の完全性の問題ではない。「主観と客観の一致」を求めるほど、極端な決定論に陥る。かといって「個々の主観のみが存在してる」ことにすれば、世界の秩序や共通感覚の説明ができない。という困った話。 ↓ フッ…

他者云々 前提その2

カント先生の話 問「人間は何を知り得るか?」 カント「人間の認識は制限されたもの→物の本質を掴む能力はない」 「主観/客観」の枠組みで考えるとしたら、「物自体」と「現象(人間側の認識/経験)」を切り分けて考えるべき。少なくとも認識の成立と対象…

他者云々 前提その1

目の前のビールのせいで、ゴールが見えないまま問いを立ててしまった感が否めない。これは論文ではなく手記なのでご容赦願いたい。このまま愛するウイスキーに辿り着けぬまま死んでしまうかもしれないが、まあそれはそれで自業自得です。 「私」の流れについ…

闘病記/認識(自己以外のものの存在感)について

世界をどのように認識しているかについて/メタ認知能力とか超越論的な認識とか統覚とかから考えようとしている