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猫日記

ほら、だから猫に文章を描かせるとこうなるんだ

ブラックホール、星を呑む

理学>物理学

“ASASSN-14li”「実際の潮汐破壊の過程」の再現

 

地球から約2億9000万光年彼方の(ここ10年で地球に最も近い)PGC043234銀河で、通りすがりの星が、近くのブラックホールに実際に呑み込まれるところを、下記3観測衛星がとらえた。この事件は“ASASSN-14li”と名付けられ、その過程をNASAが動画で再現した。

The black hole located in the center of PGC 043234, a galaxy that lies about 290 million light years from Earth, tore a star apart.

Astronomers used a trio of X-ray telescopes NASA’s Chandra X-ray Observatory,Swift Gamma Ray Burst Explorer,and ESA’s XMM-Newton to observe a tidal disruption event called ASASSN-14li.(ASASSN : All-Sky Automated Survey for SuperNovae)

 

youtu.be

 

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Credit: 

NASA Goddard Space Flight Center
NASA/CXC/U. Michigan/J. Miller et al.
NASA/CXC/M. Weiss

 

用語 

#潮汐破壊

星を一つにまとめている星自身の重力より潮汐力が強くなって、星がばらばらになること。

#潮汐力

物体aが重力源からの距離に対し一定以上の大きさを持つ場合に、物体aを引き伸ばそうとする力のこと。(地球での例;月による、地球を引き伸ばそうとする力=潮の満ち干)。

 

ブラックホールの近くの星にも潮汐力がはたらくので、限界より接近すると潮汐破壊が起こる。今回映像としてまとめられたのが、その過程のほぼ全貌。

ブラックホールが星を呑み込んでいる間にも、破片の一部は高速でブラックホールの外側に飛び散っていることがわかる。

また、潮汐破壊によるX線フレアも数年にわたり発生しているとみられる。なお、観測開始は2014年11月。 

 

While the black hole starts swallowing material, some of the stellar debris is flung outward at high speeds.Called “tidal disruption”, this event causes a distinct X-ray flare that can last for a few years.

 

#詳細

www.nasa.gov

  

#XMM-Newtonの功績

天の川銀河系の中心にあると言われるブラックホール(いて座A*)の画像も撮影。

いて座A*は、太陽の数百万倍の質量があると予測されている。

 

http://i.huffpost.com/gen/3334474/thumbs/o-PHOTO-900.jpg?7

 

#落ちてもきっと大丈夫